8月中旬にベルギーに戻ってきて、先週まで試験勉強をずっとしていました。やっと終わり、ホッとしています。
さて今回はベルギーの大学の特徴を紹介したいと思います。
なぜベルギーの記事でも紹介した通り、ベルギーの大学は英語圏の大学や日本の大学より学費が安く魅力的なのですが、、、、、
問題が!!!!!
こっちの大学って2学期制なんですけど、1学期と2学期の終わりに大きな試験があります。おそらくどこでもこれは同じだと思います。
しかし、問題は成績は全てこの最後の試験によって決まるんです。
20点満点の半分である10点以上取れれば、単位を一応もらえます。10点以下の場合、8月・9月にある再試を受けなければいけないんですよ。それでも10点以下の場合は単位を落とし、次の年に落とした科目の授業を取り直しです。
最後の大きな試験の結果がすべてなので、アメリカや日本の大学にあるプレゼンテーション・小テスト・宿題などの加点とか全くありません。
一言で言うと、最後の試験をやらかしたら終わりなんです。厳しい世界です。
小テストなど何もないのでコツコツ勉強しないと試験前に広辞苑並みの分厚い本を勉強しないといけない羽目になるんですよ。もちろん無理なことなので、そーゆーコツコツできない僕みたいな人は平気で単位を落としていきます(笑)
変な話、授業に全く出なくても最後の試験さえ10点以上取れてしまえば、いいんです。
一部の人には美味しい話かと思いますが、
僕みたいに定期的にテストがあって勉強せざるを得ない環境がないとダメな人にとってはほんとにこれは大変です。しっかりと自律していないと難しいんですよね。
ちなみに僕の大学では留年というのはありません。進級or退学です。ほんとに生きるか死ぬかなんですよね。
1年でマックス60単位取れるんですけど(※厳密にいえばもっと取れるんですけど、3年 間で180単位で卒業なので分かりやすく1年60単位としています。)、18単位以下だと退学です。18単位以上30単位以下だと一応進級できるんですけど、2年生の終わりまでには120単位中60単位ないと退学です。
余裕だと思っていたら大変な目に合った1年目でした。もう最後までハラハラドキドキです。
しっかり3年で卒業する人は20%以下だとか。低すぎです。
今回は成績についてをメインで書いてみました。
ぜひヨーロッパの大学を検討する場合は、どんな方法で成績をつけるのかとしっかり注目しないと後からとんでもないことになります。
授業の一部始終。とにかく集中して先生の話を聞くのが成功へのカギ。 |
果たしてNIP ON GINは3年で卒業できるのでしょうか。
to be continued...
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