ベルギーってどんな国? 

2018/07/02

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サッカー日本代表がW杯決勝トーナメントに進出しましたね。
なんかめちゃくちゃ嬉しいNIP ON GINです。

そして初のベスト8をかけて戦う相手はなんと…

ベルギー



そうです、僕の留学先のベルギーなんです!!!!!どっち応援しようかな(笑)

ヨーロッパの中ではあまり知名度が高くないベルギー。
今回はそのベルギーってどんな国なのかを紹介したいと思います。
世界で最も美しい広場「グランプラス」
まずはこちらをご覧ください。
ベルギーの位置ですが、オランダ、ドイツ、ルクセンブルク、フランスに囲まれている小さい国です。
面積は日本の九州より少し小さいのに、公用語はなんと3つもあるんです。主にオランダよりの北部はオランダ語、フランスよりの南部はフランス語、そしてドイツの国境付近の一部がドイツ語です。ベルギー語というのは存在しません。
すごい面白いことに、例えば、電車でワロン(フランス語圏)地方からフランダース(オランダ語圏)地方に移動するとき、始めはフランス語だったのに、ゾーンを越えると急に車内のアナウンスや表記は全てオランダ語に変わります。
びっくりですよね。フランダース地方の街に降りると、一切フランス語は聞かなくなるし、表記も全てオランダ語です。
違う国に来たのかといつも思ってしまいます。

そして国の中心にある首都ブリュッセルはオランダ語とフランス語が平等に扱われる地域です。ですので公共機関の案内や店のメニュー、スーパーの商品などは必ずオランダ語とフランス語が使われています。
しかし、ブリュッセルでの人々の会話は圧倒的にフランス語が使われています。

驚くべきことに国歌も3つの言語でしっかりあるんですよ。どれもベースは一緒なので、後はご自由にオランダ語かフランス語かドイツ語の歌詞を当てはめて歌ってね、みたいな感じです(笑)

こう見るとベルギー人ってマルチリンガルじゃねと思われる方が多いと思いますが、実のところそうでもないんですよね。
もちろんそういう人がいることは確かですが、みんながみんなそうではありません。
これまた有名な話で、フランス語を第一言語としている人たちは、英語が弱い。もう伝わらないことのほうが多いし、何言ってるか分からないときもある。
逆にオランダ語を第一言語にしている人たちは、英語も上手だし、フランス語もある程度しっかり話せるんです。
教育の差なのか(フランダース地方の方が教育はしっかりしています)よく分かりませんが、これがベルギーの現状です。



お待ちかね、ベルギーと言えば…  

美食の国です!

フランスとオランダの強い影響を受けているので、食べ物だってお互いのいいとこどりをしているんです。
牛肉のベルギービール煮込み、ムール貝のビール蒸し、フリッツと呼ばれるフライドポテトなど、美味しい食べ物がいっぱいあります。
フリッツなんですが、ここベルギーではソースをかけて食べるのが一般的。ケチャップ、BBQソースをはじめ、マヨネーズ、オニオンソース、サムライソースなど種類がたくさんあって、どれも最高にポテトとマッチして美味しいんです!

スイーツなら、ベルギーワッフルは外せないですね。ベルギーワッフルには実は2種類あり、ワッフルの上に生クリーム、フルーツ、アイスクリームなどを載せたブリュッセル風と生地がやや硬めでシュガーテイストのリエージュワッフルがあります。
ブリュッセル風ワッフル、やっぱり本場は違う
そして忘れてはいけないのが、チョコレート。
ベルギーのチョコレートは超有名ですよね。日本でもよく見かける、ゴディバ、ピエール・マルコリーニ、レオニダスなど、無限にあります。
僕はベルギーに住んでいるのですが、あんまりこれらの有名どころのチョコレートは食べないですね。学生なのでいつもスーパーの安いチョコレートです。それでも美味しいから満足。
でもベルギーに遊びに来るときはぜひ高級チョコレート店へ立ち寄ってみてください。ほっぺたが落ちるので保険には加入して来てください(笑)
バレンタインでこのノイハウスのチョコください

ベルギービールも超有名ですよね。 
ありとあらゆる種類のビールが造られているんです。なんと1200種類以上の銘柄を持つと言われているビール王国なんです。豊富すぎていつも迷ってしまうんです。
詳しいことは分からないですが、それでも美味しいです。
ビール好きもぜひベルギーへ。美味しいビールがあなたを待っています。
嬉しい悩み
小さい国なのに、EU本部があったり、美味しい食べ物があったり、可愛い子が多かったり、と魅力満載なのにベルギーっていつもフランスやイタリア、ドイツの影に隠れてしまうんですよね。もっとみんなベルギーへ足を運んでみてほしいな。

そのためにこれからも、もっともっとベルギーの魅力を頑張って伝えていきます。

※ちなみにブリュッセルって本当に国際都市なんだって改めて思いました。白人はもちろん、スカーフを巻いたムスリムの女性、鮮やかな民族衣装を着たアフリカンの女性、ヒップホップ系のモロッコの若者、トルコ人の家族、中国系の夫婦、そして日本人学生の僕。
ベルギーは移民に対しては比較的寛容だし、そーゆー意味で差別とかはほとんどないんじゃないかなと。
はい、雑談でした。 それではまた次回。
NIP ON GIN





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自己紹介

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シンガポール→日本→アメリカ→ラトビアを経由して現在はベルギーで大学生してます。

正規留学生の傍らベルギー5部アマチュアサッカー選手。

YouTube「NiponGinTv」では留学系の動画を中心にベルギーの魅力を紹介してます。

海外挑戦したい日本人をもっと増やしたいと思っています。

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